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フジロックまであともう少し [音楽]

またまた、更新が久しぶりになってしまった。

来週の今頃はフジロックだ!
現在荷造り中。
前回08年に行ったときに、必要だったもの、必要なかったものが
いまいち思い出せない。

今年は、何を持ってって、何が必要だったかをちゃんと書き残しておかなくては。
今、とりあえず持ってくものを書こうと思ったが、どうせ後で書くなら無駄なので
書くのはやめとこう。

かわりに、観る予定アーティストを。

1日目
・The Cribs
・Mutemath
・Jaga Jazzist
・Them Cooked Vultures
・Broken Social Scene
・Muse

一日目は、観たいのがGreen・Whiteに固まったなぁ。Broken観たいけどThemとMuseに
はさまれて時間的にきびしいかなぁ。。
Redだし観ようと思えば観れるけど、迷い気味・・・

2日目
・NARASIRATO PAN PIPERS
・Moriarty
・Kitty Daisy & Lewis
・Jhon Fogerty
・Roxy Music
・MGMT
・TROMBONE SHORTY&ORLEANS AVENUE

2日目も盛りだくさん。Field Of HeavenやOrange Corurtで観るアーティストは
特に予習もしていないけど面白そうに感じたもの。
今回のフジですべての日に出演するMoriartyは非常に気になります。
しかし、2日目の最大の目玉はRoxy Music!MGMTが観れるのもうれしい誤算だよ。

3日目
・MATT & KIM
・Vampire Weekend
・Atoms For Peace
・Massive Attack
・Scissor Sisters
3日目も楽しみすぎる。特に最後の3つは今回最大の楽しみだ。

しかし、本当に今年のフジは3日とも充実している。
上記の予定を決めるにあたって何個観たいアーティストをあきらめることになったか・・・
奥さんと共に2人とも体力に自信が一切ないので無理はできないしね・・・

今回の写真は近所の祭りをモノクロで撮影した1枚。
モノクロ写真にはまりそうです。しかし、現増代+プリント代がバカにならないので、
本気で引伸ばし機を買いそうです。

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Nikon F3 + Nikkor Ai-s 18mm + FujiFilm ネオパン1600 SuperPRESTO


残念だ、、、 [音楽]

何度も文句を書いている今年のサマソニだけど
第11弾発表で自分の中で今年のサマソニはないものと思うことにしました。
サマソニは死んだんだと。

決して第11弾発表のアーティストが悪いわけでも、
アーティストに対して文句を言っているわけでもないよ。
彼らは呼ばれた側だから。

問題は呼んだほう。
今回のサマソニは節操がなさ過ぎる。
正直ファンは単独でもっと安い金額で呼んでくれればその方がずっと幸せだろう。
高くても・時間が短くても・どうしても観たいという気持ちを利用した戦略だね
これは戦略だよ。彼らはいったい誰に勝ちたいのだろうか?

これだけフェスが乱立している昨今、
あから様な商業的に走った音楽フェスは廃れていく運命だと思う。
フェスはそれこそ、一つのアーティストで存在しているものではない、
多数のアーティストの集合体だ。
ただ、数が多ければいいというものではない。
逆に数が多いほど核となる要素(想い・コンセプト)が必要だ。
観客はなんだかんだ、その核に惹かれてやってくるのだ。
そうやって惹かれてくる観客は、ある意味そのフェスのファンだといえる。
そしてフェス自体にファンが付いていればそう簡単には廃れない。
景気によって動員数に多少の上下はあっても、
景気に合わせて、規模を大小変化させる手腕があれば続くだろう。

サマソニは洋楽入門フェスを目指している的な発言があったか、
それは主催者の本音なのだろうか?
主催者の発言を読む限り、やはり本当にやりたいことは別にある気がする。
今の状況を無理やり正当化したくてそう言っているのであろう。
一企業として収益を無視できず、様々な戦略を苦心しながら考えているのだろう。
だからこそ、核を大事にしてそのための決断をしていくべきだと思う。

この話題になるとえらそうなことばかり書いてしまうが、
これは主催者の核をまだ信じているからこそだ。

来年は「原点回帰」を合言葉にしたサマソニを見れるといいな。
お客さん減ったっていいじゃない!
それだけサマソニが好きなファンが集まれば!

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さて、何を書こうか、、、 [音楽]

さて、何を書こうか、、、
迷ったときというか、特にネタがない時は、好きなバンド紹介。

まずは、Steve Harleyかな~。
70年代前半のグラム期にデビューしたCockney Rebelの中心人物。
70年代のグラム特集以外ではまったく名を目にすることはないが、
作品はどれも良質のメロディとちょっとしたひねくれ感を持っててくせになる。

初めて出会ったのは、映画ベルベット・ゴールドマインの中。
ラストシーンやエンディングでは彼の、Tumbling Downや
Make Me Smile (Come Up and See Me)が使われていました。

中でもTumbling Downは自分の中のグラムのイメージを決定付けた音。
人によってグラムの解釈は異なるだろうけど、
自分の中では、グラムとは「派手な見掛けの裏の儚さ」すなわち「哀」なイメージ。
パッと輝いて消えていく切なさが、美しく心を奪われる。まさにそんな曲です。


いつか生で見てみたい。。
フジにこないかなー??いくらなんでもマニアックすぎるかぁ。。

高校生の頃にグラムロックと出会って、それまでのHR/HM系(+フラカン)一辺倒から世界が変わった。
自分の中の最重要アーティストはSteve Harleyではないが、
たぶんその次くらいに重要なアーティストだ。
誰か騙されたと思って「The Psychomodo」を買ってみて!!

         

そして、驚いたことに、3・4年ぶりに彼の新作がちょうど5月に発売されていました!
これは買わねば!

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フジロック その1 [音楽]

今年は、サマソニに見切りをつけフジロックに行くことにしました。
奥さんの合意を得られるかが最大の難関だったけど、
トムヨークが来ることであっさりOKで2人ともだいぶ乗り気な感じ。
MUSE・ROXY MUSIC・トムヨークとりあえず各日に目当てのアーティストがいるので
3日間参加決定!2008年以来、2度目のフジ参加。
MUSEもトムヨークもうれしいけど、生のROXY MUSICが見れるのはうれしい!
大学1年の時に金欠で泣く泣く来日公演を見逃していたのでようやくリベンジができる。

フジロックはお金がかかるのがネックだけど、
サマソニ以上に準備が必要でそこが楽しい。

≪フジの準備≫

交通面
車は運転しないので、苗場までは新幹線&パス

宿
キャンプで3日間を過ごせるほどタフではないので宿
しかも上述どおり車が会場周辺宿に限られる。
前回は、2月時点で予約を行い20件目ぐらいで予約が取れた。
今年は、5月1日予約を行ったが、こちらも20件目くらいでようやく予約が取れた。
遅かったので取れないことも危惧していただけに一安心。
電話しての感じだと3人部屋以上はまだ空いているようだが、2人部屋はすぐに埋まってしまうようだ。
ちなみに料金はこんな感じ

前回
一泊9000円×4泊×2人=72000円(食事なし)
ここは、4泊セットでしか受付けないようでした。
また、部屋にシャワーがありましたが、お湯は23時で出なくなると言われました。。
実際には23時に湯沸しの電源を落とすみたいで、23時以降でもおそらくタンクに残っているお湯が
ちょろちょろ出ましたが、いつ水になるかと怯えながらの利用でした。
もう少し、利用者視点で営業してくれればいいのに、、、

今年
一泊8000円×4泊×2人=64000円(食事不明)
前回より近くて安いのが取れてよかった。
ただ、予約時の対応者がなかなか要領を得なくて(非常に感じはいいのだけど)
まだ、食事とか不明点あり 笑

装備
・くつ(GORE-TEX)
・バックパック
・レインウェア
・カメラ

くつはGORE-TEXのものを新調したいと思う。
エア・フォース1のGORE-TEX仕様の靴を持っているが、
Hiカットで重いし、色もまっ黒で重いため新しいのを買いたい。
候補は、メレルのカメレオンシリーズ、NikeのWILD EDGE GTX、
アディダスのTORSION SPあたりかな。
どれも高かったり、品薄だったりなので何を買うかわからないけど。

バックパック
前回参加時はウエストポーチを利用した。
ライブで踊ったりする際にリュック系は邪魔なので敬遠していたが、
ウエストポーチだと容量に限界があり、今回はカメラも持っていきたいため思い切って
バックパック購入を決意。
早速、ヤフオクでミレーのバックパック(中古)を購入。

レインウェアも新調したいけど、予算的に厳しいので今回は掘り出し物に出会わない限りパス。
以前買ったコロンビアのTitaniumナイロンジャケットとレインパンツを利用。

カメラ
これは、非常に迷う。
フィルムカメラは重いのでパス。
迷うのはコンデジかデジ一(Nikon D80)か。
サイズを考えれば圧倒的にコンデジだが、カメラに目覚めた者としては一眼でフジをおさめたい。
ただし、雨を考えると壊れることも前提にしなければならない。
それとレンズ、持っていけるのは1本だけだろう。(もしくは日によって使い分ける)
利用が考えられるのは以下の2本。
・ニコンの18-55mm
・タムロンの28-300mm
これが非常に迷う。
ニコンだと望遠側55mmだと満足できなそうだが、タムロンだと広角側28mmはDXフォーマットのD80だと物足りない。
本当は、18-200mmなどのレンズがあればいいのだが、、、
って書いてるとやはりデジ一しか選択肢として頭にないのだろうと思う。
いちお両方持っていって現地で邪魔ならコンデジだけ持てばいっか。

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フラカン2日目 [音楽]

ちょっと書くの遅れたけど、日曜日にフラカン2Daysの2日目にも行ってきた。
期待していた、東京ヌードポエム・少年はやらなかったけど、
そんなの気にならんくらいの最高のライブだった。
まぁフラカンの場合最高のライブじゃないことなんて今までなかったけど。

フラカンは高校生の頃からずっとライブに行っている。
たぶん今まで60回以上は行ってると思う。
そのすべてのライブが最高だからすごい。
もちろん細かいこと言えば切りがないかもしれないが、
いつも笑いと涙と音楽の力を教えてくれる。

しかし、リキッドルーム2日間とも満杯ってすごいなぁ。
数年前にはじめてリキッドルーム(恵比寿の)でワンマンやった時は、
多少スカスカな感があったのに。
ほんとにうれしいな。自分も頑張らなきゃならないと思います。(何にだろ??)

25日のハイライトは、やっぱし「吐きたくなるほど愛されたい」~「東京タワー」かな。
どちらも深夜高速ブレイク前のくすぶってた時期の曲だけど、
この時期の曲はすごいね。一歩間違えたら悲壮感しか感じないもん。
(もちろん、そんな風には感じず大切な大切な曲だけど)

学生時代、幸せそうな友達に東京タワー聴かせたら、
こんな悲惨な曲聴きたくないって全否定された。
たぶん彼も今聴いたら感想違うだろうな 笑

「半径30センチの世界の中で 満身創痍で傾いて
 半径15センチの世界の中で なんだかもう疲れた

 ほんの一瞬の夢だったんだ ほんの一瞬の花だったんだ
 スカイダイビング スカイダイビング 地面に着くまであと何秒」

吐きたくなるほど愛されたい 作詞:鈴木圭介

「夢がなくて 金がなくて 傘がなくて 靴がなくて
 友がなくて 彼女がなくて アテがなくて ツテもなくて
 髪が抜けて 豚になって 仕事がなくて 未来がなくて
 負けて負けて 泣けて泣けて もう最低にダメでも

 HEY HEY HO  HEY HEY HO  HEY HEY HO
 奥歯かんで かんで GO
 HEY HEY HO  HEY HEY HO  HEY HEY HO
 ぐっと ふんばって ふんばって GO
 HEY HEY HO  HEY HEY HO  HEY HEY HO
 ぐっと 見栄をはって GO」

東京タワー 作詞:鈴木圭介

どっちも悲惨なことを歌っているけど、この曲たちに救われた人は絶対にいるはずだよね。
深夜高速もいい曲だけど、個人的にはこっちの方が好きだな~
あとはもし子供ができたら絶対に少年を聴かせたい!
あんなことを子供に歌えたらそれだけで立派な父親だと思うな。

写真は毎回のごとく記事に関係ないけど実家の猫
NIKON F3 + Ai Nikkor 50mm F1.4 + DNP Centuria 400

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フジロック第5弾発表! [音楽]

サマソニ第7弾が発表されてた。
そしてフジの第5弾も。
サマソニ批判ばっかしているようだけど、完全な主観なんで。
楽しめる人は否定的な意見なんか気にせず楽しんでくれるでしょう。

しかし、今回の発表は今年のフジの充実振りと、サマソニの枯れっぷりが顕著に出てた。
まぁPavementはいいけどそれ以外は知らない&興味がないのばかり。。
一方フジはトムヨークバンド(しかもベースはフリー)!!!

なんでこう、サマソニにイライラさせられるか考えたら、
やっぱし、基本は行きたいんですよね。サマソニに。
そして、できることならサマソニ2003でRadiohead観た時の感動をもう一度味わいたい。
(決して、Radioheadをまた観たいというわけではない。もちろん観たいけど。)
あの時の、衝撃・感動・歓喜。
あれをもう一度味わいたい、その想いで毎年サマソニに行ってるんだよね。自分は。

05Arcade Fireは近い衝撃があったなぁ。
09NINも。
(マイケミの前という扱いはひどかったけど。
  まぁそのおかげで、最高のロケーション?で観れたかな笑)

でも、まだ03Radioheadと同等の衝撃は受けていない。

出来ることなら、毎年フジもサマソニも行きたい!そんなの当たり前。
でも、フジはお金がかかり過ぎる、、、
08に初参加したが、奥さんと2人で20万円近くかかった。
これだとそう簡単には行けないんだよね。
贅沢な話だが、サマソニなら実家からチャリで行けるから必要なのはチケット代のみ。

だから必然的に、選択肢はサマソニに流れてくる。
でも今年は価格差を比較してもフジに軍配が上がりそう。
フジのメンツは年によって当たり外れがある。けどフジ好きは毎年フジに行く(イメージ)
これは、主催者がブレていないからだろう。
サマソニはブレ過ぎてます。もはやポリシーがないよね。

主催者が考えているのは、
「どうしたらこの苦境の中、人を呼べるか?」
でも、そうじゃなくて考えて欲しいのは、
「どうしたら楽しめるか?」
でしょ??

似ているようだけど、全然違うよね?
そりゃ、ヨンシーだってスマパンだって観たいよ!
そんな人はたくさんいると思う。
そんな人たちを心底満足させたいって考えているようには見えない。
「しめしめ、インディーロック好きにはこの辺で釣って
 王道ロック・パンク好きにはこの辺で釣って
 HipHop・R&B好きにはこの辺で釣って」
みたいに思える。

主催者の方、勝手な思い込みばかり書いてごめんなさい。
でも、こう考えてしまう気持ちも察してください。
来年は期待しています!
いつか03Radioheadの衝撃を超える衝撃を僕にください。

写真は、記事とは関係ありません、、、
上Nikon F3 + Ai Nikkor 50mm F1,4 + DNP Centuria 400
下Nikon F3 + Ai Nikkor 50mm F1,4 + Fuji Pro 400

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フラカンのライブに行ってきた [音楽]

今日はフラカンのライブに行って来た。場所は恵比寿リキッドルーム。
2Daysの1日目!
奥さんが一緒に行けなくなってしまったので、
急遽、来週結婚式を挙げる友達を誘ってしまった、、、

快く来てくれてうれしい反面、その裏でどんな会話があったかと思うと冷や汗 笑

今回の2Daysはかぶり曲がないということなので、
当然今日やった曲は明日やらない。
フラカンはキャリアも長く持ち曲が多いので1回のライブではどんなに最高のライブでも
もっと聴きたい曲がでてしまう。
なので今回のかぶり曲なしは非常にうれしい。

しかし一日目から飛ばしまくってたなぁ。
深夜高速、この胸の中だけ、真っ赤な太陽、発熱の男、元気ですか
いやー贅沢でした。
フラカンのこういう決め曲というか、聴かせる曲の力はすごいね。
明日はぜひ少年、東京ヌードポエムが聴きたいなぁ

少年は最後に聴いたのが何年前か思い出せないけど
ずーっと聴きたい曲No1。

あと、トラッシュ~靴下はほんとうにすごかった。
フラカンの昔の曲はかっこいい。
きっと、今と違って、ロック(演奏)に貪欲だった時代の曲だからだろう。
最近の曲は曲はすごくいいがアレンジは正直無難だ。
これは、長年やってきて得た境地だと思う。鈴木圭介の詩に重きを置いたのだ。
ただ、昔のフラカンは演奏に対するこだわり、ロックというジャンルに対する
こだわりが強かったのだろう。評価はあまりされなかったようだが、
曲の持つグルーヴ感や各楽器のせめぎ合いはスリリングであり、完璧だ。

グレート前川はすごく調整がうまい人だと思う。
その調整力が今のフラカン人気?を作り上げたといえるだろう。
ただ、演奏に限って言えば、全体の調整なんか気にしないで、
もっと弾きまくってほしい。
そうすれば、きっと竹安や小西、圭介のハープももっとせめぎ合うはずだ。
今は演奏まで調整役に回っている気がしてもったいない。
あんだけカッコイイベースを弾ける人なんてなかなかいないんだから。

そーえいば、書いてなかったけど、2月25日にUnlimited Broadcastの下北沢CLUB QUEでのワンマン見てきました。
井垣さんという人のパワーはすごいね。あんなにロックが好きそうな人のLIVEはなかなか見れない。
好きなことをずっと好きなまま続けていくのは難しいと言うけど、
彼はずっとそれを実践し続けている人だね。彼のメッセージや想いが伝わる人は、
今彼を応援している人たち以上に多くの人に訴えられると思う。
だって、フラカンを好きな人があんなにいるんだから。

フラカン・アンリミ・茶番。
鈴木圭介・井垣宏章・合点オミ。
自分にとって生きる指針となっている三人のミュージシャン。
それぞれ違った面があるけど、
できることなら、この3人のいいところを10分の1ずつでも持てるような人になりたい。

洋楽は音で聴きます。でも邦楽は歌詞で聴きます。
たぶんカッコイイ邦楽バンドだっていっぱいいるだろうけど、どうしても興味が持てないものばかり。
見せ掛けのカッコ良さではなく、生き方がかっこいい人にあこがれてしまう。

でも、鈴木圭介・井垣宏章・合点オミのような生き方を
どれだけの人がかっこいいと思っているのだろう。

最近、世間と自分とのずれを大きく感じてしまう。
会社では、同僚同士の会話は野球やサッカーばかり、
たまに音楽の話がでれば、エグザイルやジャニーズの話。
エグザイルのライブに行きたいだとか、
嵐のコンサートチケットが取れないだとか
ミスチルがいいとか。
だれが、打ったとか、誰が決めたとか。
まったく興味が持てない。
ゆえに会話に入れない。
だから、居場所がないと思ってしまう。
(言うほど浮いているわけではないけど 笑)

なぜ、多くの人は、ミスチルが好きなんだろう?
否定的な意見を言ったら非国民のような扱いを受ける。
もちろん、自分の被害妄想が過大なんだろう。

今、マイノリティのこだわりを持つのがすごく難しいと感じる。
野球やサッカーやゴルフやエグザイルやミスチルが好きだったら
自分の人生はどんなに楽だったろうと思う。
こんな意見も被害妄想に満ち溢れた意見だとは自分自身思っている。
だけど、同じように、それでもフラカンやアンリミ・茶番が好きな自分を
誇らしく思う。

もし、自分の子供ができたらと考える。
野球やサッカー、ミスチルが好きな子がいいか?
映画が好きで、写真が好きで、売れないバンドが好きな子がいいか?

なんだか今日は書きすぎた。
写真は、これもフィルムプリントをスキャナで読み込んで
トリミング・レタッチしたもの。フラカンにはまったく関係なし。汗

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サマソニについて思うこと [音楽]

今年は行かないぞ!
なぜって、、ヘッドライナーに興味が持てないから。

前回の記事ではスマパンがヘッドライナーだと思って、
いまいち乗り気じゃない風に書いたけど、個人的にはそれ以下の状態になってしまった。
ヘッドライナーが2つともロックじゃないって??????
そんなにロックは人気がないのか??
それともブッキング力がないのかCreativeman??
たしかに、2人ともグラストのヘッドライナーになってるけど、、
それは違う年だからだよ。さすがに同じ年にJay-Z・Stevie Wonderは並べないでしょ。。。
どうせグラスト真似るならU2とかNeil Youngを真似てください。。。
あと日割りも最低、おそらく2日券買わそうと、中途半端に同一系統をばらけさせてる思惑を感じてしょうがない。
そんなんじゃ、2日どころか1日も行かないよ。。

ロッキンオンの清水氏インタビュー記事では当初のヘッドライナー予定はMuseにBlur!
ふたを開ければStevie WonderにJay-Z!!
同じフェスですか??
ロッキンオンでは他にも
洋楽の間口を広げるためにポピュラーよりな戦略にするのは挑戦だ、とか
今までで一番早くチケットがSoldOutしたのがBEPの日だ、とか
書かれていましたが、まったく共感できませんでした。

チケット売れるのが大事ならサマソニは客寄せできるアーティストだけ呼べばいいのに。
そうすれば、悔いなく行くのをやめられるのにな。
ソニックやダンスやビーチに出るようなアーティストは別フェスでやってくれればいい。
ビーチばかり観たい人にあのチケット代は高すぎるよね。
もっと小規模でチケット代が見合ってるものを作ってほしいなぁ。
ブリティッシュ・アンセムをもうちょい豪華にしたやつとか。

こんな文句ばっか書いても仕方ないと誰かに言われそうだけど、
書かなきゃ何も伝わらないし、まぁこれは自分のブログだし。
ヨンシーとか見たいけど、抵抗の意味もこめて今年は行きません!
来年は期待しています!そしてヨンシーがサマソニExtraで単独してくれれば問題なし 笑


スコーピオンズが解散するらしい、、 [音楽]

DEF LEPPARDは「SLANG」が好きだ。
スコーピオンズは「Eye to Eye」が好きだ。
TNTは「FIREFLY」が好きだ。

HR/HM好きの人からすると、邪道というかへそ曲がりに聞こえるかもしれない。
どの作品も90年代中頃から後半にかけて発表されたもので、
発売当時に賛否両論というかHR/HM系のジャーナリストには酷評された作品だ。
時代は80年代のHR/HMブームが完全に去り、
グランジの波を超えて「HR/HM=ダサい音楽」という認識になってしまった頃だ。
どれも、程よくテクノロジーを駆使し、従来のオーソドックスなHR/HMとは違う作品だった。
ともすれば古臭いと感じてしまう作風から脱却することに成功した作品といってもいい。
どのバンドもメロディには定評のあるバンドである。
素晴らしいメロディと、打ち込みなどを取り入れた現代的(当時)な音作りに、
HR/HM的なダイナミズムが合わさり、(ロッキン・オン系の)ロックをやっているバンドには
なかなか出せないであろう味のある作品だった。
(ちなみにロッキン・オン系も好きなのでそっちを下に見てる訳ではないです。)
しかも、そういったバンドを聴く層にも十分アピールできる力のある作品だった。
と僕は思う。

しかし残念ながら、彼らの作品がその手のジャンルの雑誌で紹介されることはなかった。(ように思う)
逆にHR/HM系の雑誌では裏切り者のごとく扱われていた。
(ちょっと誇張しているかもしれないが総じて冷たすぎる反応だったように感じる)
僕自身、当時はBURRNを毎月購読していたので、自分の気に入った作品のあまりの評価の低さに愕然とした。
リスナーの立ち場からすれば評論家が自分の視点で評価を下すのは仕方がない。(賛同しなければいいだけなので)
しかし、アーティストにとってはきつかったであろう。
しかも低く評価した評論家が何年もたってから、
「今聴くと悪くないないんだけどね」的な発言をしていると、、、
評論家がそんなこと言っちゃだめでしょ。

当時は今ほどインターネットは普及していなく、
洋楽なんて雑誌とラジオくらいしか情報がなかったから、
自分以外の評価は雑誌・ラジオで聞く評価ぐらいだった。
今は、ブログなどでいろんな人の意見を聞ける。
いい時代だが、その分情報を取捨選択する力が必要だ。

ちなみに、題名に書いたことだが、スコーピオンズが解散してしまうらしい。
70年代初頭から活動しているバンドでも、メンバーの年も年なので仕方がない。
むしろ今までよくぞ活動し続けてくれたと思う。
スコーピオンズのライブは一回も行った事ないので最後ぐらいは見ておきたいと思います。


フラカンが熱い [音楽]

最近フラワーカンパニーズの名前をいろんなところで目にする。
Webの記事やテレビや雑誌まで。
さすが、メジャーレーベルになると違うなぁ。
なんて風には思わない。今の人気は当人たちのひた向きな努力の結果だよね。
でもここまで来るのは長かったなぁ、、

最近フラカン好きになった人で、昔のアルバムを聴いていない人には
最新のベストアルバム「フラカン入門」には入っていない、
「東京ヌードポエム」をぜひ聴いてほしいなぁ。
「深夜高速」が名曲だということに異論はないけど、
「東京ヌードポエム」もすばらしい。
最近の鈴木圭介の作風ではないがこの曲の歌詞世界は鳥肌が出るぐらいカッコいい。
ちなみに自分の周りの数少ないフラカン仲間では、
全員一致で「フラカンのすごい曲No.1」
個人的に好きな歌詞はこの2つの部分

「月灯りの下に座って ゆっくりとねらいを定める
 今夜月を打ち落とす 夜をもっと深くするために
 風をもっと感じるために 空をもっと感じるために
 夜をもっと引き寄せるために 夜をもっと引きちぎるために」

「気が変になりそうなぐらいの どっぷりと濃いものが飲みたい
 水で適当に薄めた 口あたりのいいものはいらない
 果汁100%より もっともっと刺激が強い
 いつか見た朝焼けみたいな スリルをもう一度飲みたい」

 作詞:鈴木圭介

かっこよすぎです。。
この人はほんとに素晴らしいストーリーテラーだね。
トラッシュレコード以後の等身大の鈴木圭介が出ている歌詞も好きだけど、
5th、6thあたりの、主体を抽象化している歌詞も非常に好きです。
今の歌詞は「歌詞の主体=鈴木圭介」だけど、この頃はもうちょっと普遍性を持たせ、
鈴木圭介は30%ぐらいな感じがする。鈴木圭介だけど鈴木圭介じゃないみたいな??
勝手な想像だが同じように感じてる人も多いのではないかと。

「東京~」が収録されているアルバム「怒りのBONGO」は「東京~」以外にも
「BELLBOTTOM JACK」「JUMP」「恍惚のブギ」などフラカンで一番カッコいい曲が収録されたアルバムだと思う。
人によってフラカンにこのカッコよさを求めるかは分かれるんだろうけど。
でも、ライブでやる「JUMP」はホントかっこいいんだよぉ~。
身体が揺さぶられるようなドラムとベースのうねりがあって、
そこにするどいギターのリフが畳み掛け、さらにハープが叫んでて、、
なんだかこの曲は大地を連想させます。

当人たちがこの5th、6thの頃を過小評価しているのが残念。
たしかに、今のフラカンとは違うし、当人たち的に迷走していたのかもしれないが、
残した作品は苦悩がある分、今でも輝いていると思う。
だからこそもっと当人たちにもプッシュしてもらいたい。
「夜明け」「元気ですか」「台風8号」「HOLE」「スマイル」「29」「冬の陽」
「BELLBOTTOM JACK」「JUMP」「恍惚のブギ」「No Way Out」「東京ヌードポエム」
こんなにすごい曲ばかりなんだから、、、
ということで、是非、東京で5th・6th曲限定ライブをやってくださいm(_ _)m

当時自分のまわりでこんなエピソードがあったのを思い出した。
高校1年の時に「夜明け」がリリースされ、
「なんて素晴らしい曲なんだ。絶対ミリオンヒットだよ」
「これで世間(高校のフラカンを聴かない友達)にフラカンをアピールできる」
と友達数名で感激していたら、あまり売れず、というか話題にすらならず、
自分たちの売れるはずだという自信はなんだったのか?
自分たちは、曲のいい、悪いがわからない人間なのだろうか?
と意気消沈していた。
そんなある日、友達の1人に、中学生時代の友達から、
「すごくいい曲だから!この曲で世界が変わった!」と、曲を聴かすのではなくFAXで歌詞を送ってきた。
それが「夜明け」の歌詞だった。
その時に思ったんだよね。フラカンは万人受けはしないかもしれない。
けど、この良さを理解して必要とする人は絶対いるはずだ。

ようやく、今フラカンの再評価で、その土壌が整ってきたのかな?
長かったなぁ。。

ホントは「東京~」の音源をリンクしたかったが見つからないので、
「JUMP」を。


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