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スコーピオンズが解散するらしい、、 [音楽]

DEF LEPPARDは「SLANG」が好きだ。
スコーピオンズは「Eye to Eye」が好きだ。
TNTは「FIREFLY」が好きだ。

HR/HM好きの人からすると、邪道というかへそ曲がりに聞こえるかもしれない。
どの作品も90年代中頃から後半にかけて発表されたもので、
発売当時に賛否両論というかHR/HM系のジャーナリストには酷評された作品だ。
時代は80年代のHR/HMブームが完全に去り、
グランジの波を超えて「HR/HM=ダサい音楽」という認識になってしまった頃だ。
どれも、程よくテクノロジーを駆使し、従来のオーソドックスなHR/HMとは違う作品だった。
ともすれば古臭いと感じてしまう作風から脱却することに成功した作品といってもいい。
どのバンドもメロディには定評のあるバンドである。
素晴らしいメロディと、打ち込みなどを取り入れた現代的(当時)な音作りに、
HR/HM的なダイナミズムが合わさり、(ロッキン・オン系の)ロックをやっているバンドには
なかなか出せないであろう味のある作品だった。
(ちなみにロッキン・オン系も好きなのでそっちを下に見てる訳ではないです。)
しかも、そういったバンドを聴く層にも十分アピールできる力のある作品だった。
と僕は思う。

しかし残念ながら、彼らの作品がその手のジャンルの雑誌で紹介されることはなかった。(ように思う)
逆にHR/HM系の雑誌では裏切り者のごとく扱われていた。
(ちょっと誇張しているかもしれないが総じて冷たすぎる反応だったように感じる)
僕自身、当時はBURRNを毎月購読していたので、自分の気に入った作品のあまりの評価の低さに愕然とした。
リスナーの立ち場からすれば評論家が自分の視点で評価を下すのは仕方がない。(賛同しなければいいだけなので)
しかし、アーティストにとってはきつかったであろう。
しかも低く評価した評論家が何年もたってから、
「今聴くと悪くないないんだけどね」的な発言をしていると、、、
評論家がそんなこと言っちゃだめでしょ。

当時は今ほどインターネットは普及していなく、
洋楽なんて雑誌とラジオくらいしか情報がなかったから、
自分以外の評価は雑誌・ラジオで聞く評価ぐらいだった。
今は、ブログなどでいろんな人の意見を聞ける。
いい時代だが、その分情報を取捨選択する力が必要だ。

ちなみに、題名に書いたことだが、スコーピオンズが解散してしまうらしい。
70年代初頭から活動しているバンドでも、メンバーの年も年なので仕方がない。
むしろ今までよくぞ活動し続けてくれたと思う。
スコーピオンズのライブは一回も行った事ないので最後ぐらいは見ておきたいと思います。


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